2011年9月アーカイブ

小切手

先日同じ年の従兄弟が社員旅行でトロントへやってきた。渡航前の正月に会って
以来の再会。同僚の方々も交えてトロント名物チキンウィングのお店で夕食を
楽しんだ。親族の近況を聞いたり、どうでもいい話しから仕事の事や日本の事を
話したり、、、久々に「日本」を身近に感じた一時になった。

僕の近況はというと、こっちで就職して4ヶ月。ついに試用期間を脱した!
これで大きな問題がない限りクビになることはなさそう。
この間、何度かリストラやドロップアウトを目の当たりにして同僚に元気づけられ
ながら試用期間を終えて一安心。好きなこと、興味のあることを仕事に出来るって
幸せだな〜っと切に思う今日この頃。まだまだ生き残るためには課題満載なので
この気持ちを大切に頑張るよ!

小切手
4ヶ月が経過したということは4回給料が支給されたということで、今日は毎度
受け取っている小切手について紹介したい。

小切手(サンプル)
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給料の支給には小切手が使われている。日本では馴染みのない文化。毎月月末頃に
封筒に入れてボスから手渡しで配られる。"頃"って書いたのは僕の会社の場合、
社長のスケジュールによって前後するから。少し早まることもあるし、
月初になることもある。

額は税金を引かれて8割くらいが残る。引かれる割合は日本とそんなに変わらない印象。
と言っても近いうちに健康保険がサポートされるかもしれないんだけど、今はされて
いないから日本の方が安いのかも。サポートされたらどうなるんだろ。

換金
小切手の換金は銀行で出来る。ものの5分もあれば終わってしまうくらい簡単。
窓口に行って、小切手とデビットカード(キャッシュカード)を持って行くだけ。
こっちの銀行は窓口も含めて夜も営業しているし、土曜日でさえ営業しているところ
が多いので小切手の換金にはそんなに困らない。ま、銀行振込が一番楽なんだけどね。

経理とかやったことないので想像でしかないんだけど、雇用者は銀行振込より
小切手の方が楽なのかもしれない。小切手って銀行口座を開設するだけでも未使用の
小切手が渡されて、個人でも使うことが出来る。そのため給料の支給のみに関して
言えば、小切手に金額を記入して渡すだけで終わる。現に僕の会社の社長も
給料支給日当日に自分の個室で何やら計算して、即その場で支給という感じ。
銀行振込だと計算して銀行で手続きしなくてはならないもんね。

初任給
この小切手、初任給の時に特に説明もなく給与明細みたいな封筒を受け取ったから、
実はよくわかってなかった(笑)。後で給料について同僚に質問してこの小切手の
存在に気づいた。まさか小切手で支給されると思ってなかった。。。
月中に入社したので、日割計算された金額をその月末に支給された。日本だと翌月
から支給だったりすると思う。休暇も同じで試用期間とか関係なしに一年分として
与えられる休暇をベースに月割で加算されていくみたい。この会社?、カナダ?の
給与や休暇の仕組み、新規雇用者には優しいね。

今週は少し溜まった休暇を利用してバンクーバー旅行!バンクーバーにいる友人に
再会したり、さらには日本から友人が合流したりと楽しみなことばかり。
どんな旅行になるかな。

じゃ、またー

ウッドバイン競馬場

完全に秋がきた。もうここんとこ毎日長袖。この国の悲しい所は寒くなる一方で
季節の食べ物がほとんどないこと。メープルシロップくらいかな。
日本だと食欲の秋って言って季節ごとに楽しみがあるのにね。カナディアンの
楽しみはホッケー。地元Toronto Maple Leafsは劇的に弱いみたいだけど、、、

対して日本と同じと言えば"競馬"。カナダにも競馬場がいくつかあって、
ここトロントにもウッドバイン競馬場というのがある。競馬好きの日本の友人に
教えてもらって行ってきた。

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場所はダウンタウンから少し離れたIslington駅からバスで20分程。
トロント空港から近い。他にWoodbine駅というのがあって昔はここにあったそう。
名前はその名残り。

入口では有名だと思われるノーザンダンサーという馬の銅像がお出迎え。
全く詳しくない僕が聞いたことあるくらいだからかなり名馬だったんだろうな。

ノーザンダンサーの銅像
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投票は主にWin、Place、Showの3タイプあった。日本だとそれぞれ単勝、
複勝、3着複勝って呼ばれてるやつだと思う。PlaceとShowは投票した馬のどれかが
一着になっただけでも少し換金された。これって日本でも一緒?
だから初心者には優しかったかな。

馬券(右上)と競馬新聞
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投票機
P9033443.JPG

競馬新聞はおそらく競馬場でしか売ってなくて、サイズ違いで色んなのが売ってた。
僕が買ったのは一番安い$2のスモールっていうやつ。各レースの出走馬の簡単な
データとオッズが書いてあるだけだった。記者の予想も予想着順が書いてあるだけ。
でもその予想は意外と的を得ていたかも。ちなみに僕の戦績はマイナス$30、、、

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土曜日は13:00開始で夜までやってるそう。日が長いだけあって時間はゆっくりめ。
競馬場の客層はやはり日本同様年配の方々が多かったと思う。観光客はほとんど
見かけなくて現地の人ばかりだった。重賞がなかったからか混雑してなかったし、
スタッフの人も親切に教えてくれたし、穴場の観光スポットかも。
競馬好きの人にはオススメ。同じ建物にカジノもあるよ!

じゃ、またー

9月にも入ってトロントの夏は終わりに近づいている様子。日も短くなって来たし、
たまに長袖を着る日もある。日本と比べると少し遅くやってきて、少し早く去って
しまうトロントの夏。とは言え、その夏をトロントだけで満喫するのは勿体無いので
友人達と旅行に行ってきた。

行き先はモントリオール&ケベック!

モントリオールはトロントからバスで6時間。ケベックへはそこからさらに3時間。
計9時間。こんな長距離のバス旅行は初めて。共にフランス語圏のヨーロッパ風な街。

ケベック
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最古の城塞都市と言われていて、こういった壁で囲まれている街。
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で中にはこんな砲台も。
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オムレツ食べたり、プティンを食べたり、、、
プティンはカナダの名物でフライドポテトにチーズとデミグラスソースのような
ソースを添えた料理。ケベックはプティンの発祥の地なのだとか。

オムレツ(左)、プティン(右)
IMG_6397.JPG IMG_6759.JPG

特に夜の街並みがすごく綺麗で、カナダに居ながらさらに外国に来た様に感じた。
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モントリオール
こちらはケベック州にある都市。ヨーロッパ風な街並みに加えて、ダウンタウン
もあるので、トロントとケベックを足して2で割ったような街だった。
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以前紹介したレンタサイクル「BIXI」がここモントリオールにもあって、
サイクリングしたり、名物スモークビーフを食べた。

スモークビーフ
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これらの街はフレンチカナダと呼ばれているだけあって随所がトロントと違った。
スタバはロゴがフランス語だったし、トロントでは酒屋をLCBOと言って、ビールの
品揃えが豊富なのに対して、こちらではSAQと呼ばれていて大半がワインだった。
ビールは小さなコーナーが一つあるだけ。ちなみにカナダではお酒を購入出来るのは
酒屋だけで、スーパーやコンビニではお酒が買えない。

LCBO:Liquor Control Board of Ontario
SAQ:Société des alcools du Québec

モントリオールのスターバックス("CAFE"に注目!)
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また、レストランもフレンチやイタリアン、地中海料理とったヨーロッパ料理が
多かった。トロントでは日本食、韓国料理、アラビックなど世界各国のレストラン
が沢山ある。少々贅沢をしたからかもしれないけど、ご飯はモントリオール&ケベック
の方が好きだな。終始ワインばかり飲んでた。

この旅行では毎日綺麗な街並みを見て、美味しいもの食べて、美味しいお酒を飲んだ。
最近は旅行と言えば、南国のビーチのあるところばかり行っていたから新鮮だったな。
こういう旅行もいいね!

じゃ、またー

 

PROFILE

Shinya Hasegawa
神奈川生まれ30歳。
8年目ITエンジニアです。
2011年2月よりカナダにて
ITエンジニアとしての
世界進出に挑戦中!
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