2011年3月アーカイブ

レジュメ

こっちで就職活動にするのにレジュメが必要。履歴書のようなもの。履歴書と違うのは、
形式が決まっていないこと。自分の好きなように経歴などをまとめなくてはならない。
僕はネットでサンプルを探してそれを元に作成した。もちろん学校の先生にも
チェックしてもらって、先生からは簡潔に自分を説明することが必要だと言われた。
そんな僕のレジュメを公開。


僕の場合、SUMMARYやPROFESSIONAL EXPERIENCEの他にTECHNICAL EXPERTISE、
CERTIFICATIONS、INTERESTS & GOALがポイントだと思う。出来ることと、
それを裏付ける資格、そしてそれらを使って何をしたいかを書いた。IT技術は様々な
分野があるので自分の守備範囲を明確にするべきだと思ったし、自分の方向性を
示すことでより少しでも僕の思いを伝えること出来ると思った。
このレジュメを沢山の会社に送っているわけだけど、レスポンスがあるのはだいたい
1〜2割くらいだと思う。今のところほとんどが電話インタビューの連絡で、一度だけ
対面インタビューの予定が入った程度。仕事は沢山あるように思うけど、やっぱり
異国で働くのは難しい。

craigslistなどで職探しで興味深いのは結構Agileというキーワードを見ること。
日本と異なりアジャイル開発が普及しているよう。そしてSDLCという言葉もよく見る。
「Systems Development Life Cycle」の略。これは初めて知った単語。
日本でも使われてるのかな。要はひと通りのソフトウェア開発工程を経験したことが
あるかを聞かれる。便利な単語だ。カナダならではなのはこれ。
Excellent English communications skills (verbal and written) 。多人種の国なので
英語のスキルも条件に入ってくる。ま、これはいつも無視して応募してるけど(笑)
各仕事の募集要項からいつも思うのが、求める人材がかなり明確であること。
フレンドリなど性格的なものの他にIT技術に対する項目がかなり事細かに記載されてる。
プログラミング言語やフレームワークといった条件が明確なので、僕も自分に合った
仕事を探しやすい。

語学学校も残り一ヶ月。学校卒業後、無職に戻るか、晴れて就職出来るかの正念場。
そろそろフットワークを活かした飛び込み就活も視野に入れ始めてる。同じ時期に
カナダに来た友人は既に仕事を見つけたそう。すごい。。。そしておめでとう!

じゃ、またー

就活

ホームスティに戻って、本格的に就職活動を始めた。知人からの紹介とネットから
のジョブエントリの二つの方法で職探しをしている。

印刷屋のおっさん
はじめに訪問したのは印刷屋のおっさんから紹介してもらった会社。日本に本社が
ある日系企業。名刺の印刷を依頼したときに、IT関連の知り合いがいないかを尋ね
たら後日エンジニアの方の名刺のコピーをくれた。直接の友人ではないけど、
友人に聞いてくれて教えてもらったらしい。しかし、メールを送信したらその人が
既に退職していたのでアポ無しで直接訪問した。結局、Chief Sowtwre Architect
という肩書きの方と話すことが出来て後日改めてメールをすることになった。
今は返信待ち状態。紹介してもらった人が退職していて、うまくいくかは微妙だけど、
おっさんにはたまに就職について相談してる。退職していたことを話しに行ったら、
直接行けと言ったのもこのおっさん。行くといつも笑顔で手招きして、オフィス内へ
入れてくれる。今後も何かと相談しに行こうと思う。

電話インタビュー
下記サイトを使って、正規ルートでの職探し。

WORKOPOLIS

craigslist

WORKOPOLISはカナダで有名な職探しサイト。レジュメを登録したりとLinkedin
ようなサイト。craigslistは家探しなども出来るカナダのポータルサイト。
数社に応募したら2社から連絡があった。どちらも簡単なメールのやりとりから
始まって、まずは電話インタビュー。これがマジで関門だと思われる。簡単な経歴
を説明した後、以下のようなテクニカルな質問をされた。

<A社>
ある天気情報サイトのパフォーマンスがすごく悪い。特にデータベースへのアクセスに
時間を要している。あなたならどんな解決策を提案しますか?

質問自体が合ってるかが微妙な所だけど、だいたいこんな感じだった。
もっと色々条件があったような気がしないでもない。
正直なんて答えていいかわからず、以下の回答をした。。。
・コネクションの許容数を増やす
・データベースサーバーをスケールアップする
・データアクセス処理を再確認して、データ取得処理の見直し
・クラウドデータベース(AWS etc)に切り替える

<B社>
説明したテーブル構成から???を取得するSQLを答えてください。

これはすごく悔しい質問、テーブル構成も理解出来ず、どんなSQLを作成して欲
しいのかがわからなかった。何度も繰り返し聴き直したんだけど、わからずじまい。
テーブル名なのか、カラム名なのかもわからなかったよ。
すごく簡単なテーブル構成で、簡単なSQLのはずだったんだが、、、電話怖い。
最終的には電話主に「私にはあなたに説明するのは不可能だ。」と言われてしまった。
もう少し英語が出来るようになったら再挑戦してくれって言ってくれたけど、
次はないだろう。途中まで僕のSQLの経歴を答えてたからな(苦笑)

2社の電話インタビューはこんな感じだった。インタビューに行くまでに突破しな
くてはならない関門。10社近く応募した中の2社。電話インタビューでこういった
質問をされることとは思ってなかったのでかなり戸惑った。数少ないチャンスで
しっかり答えて次の対面インタビューに行かなくては。道のりは険しいな。

その他の方法
どうにかしてカナディアンとの交流を定期的にもつことを検討・実践してる。

<教会>
こっちで知り合った友人に教えてもらった場所。日曜日に教会に行って、
クリスチャンの方々と話す機会を得ている。毎週新たな人と話すことが出来るので
いつか仕事の話しが出来るかもしれない。Peace with you! Amen!

<Meetup>
Meetupというサイトでの交流会への参加。これはまだ行っていないんだけど、
同じ趣味の人同士で集まったり、何かしたりすることを目的としたサイト。
実際に行った人によると60人くらいいてたくさんの人と話せたらしい。ネイティブ
には自分の英語が通じないのだとか。時間見つけて行ってみたい。IT関連の勉強会も
これで開催している模様。

Meetup

<スポーツジム>
体調をこじらせて、最近行けてないんだが、これも有効。大きなジムに通っていて、
サッカーやバスケなどチーム競技もオープン開催されている。たった一ヶ月なのに、
一緒にサッカーしたブラジル人とナイトクラブで遭遇したし、バスケを観に行った
際には売店のおっさんが同じジムで僕のことを知ってると話しかけられた。
問題は1ヶ月60ドルとトロントにしてはお高いこと。。。22歳以下だと40ドル。
40ドルと聞いて行ったのに年齢の壁があった。超えられない壁もたまにあるよ。
ジェネレーションギャップ!

ついに始めた就職活動。リスニングに課題があって、電話インタビューが難しこと
が判明。といっても止めるわけには行かないので、実践を重ねて頑張ります!
早くインタビューしたい。

じゃ、またー

前回のエントリで、すべてをスピーディに!って書いた。が、しかしいきなり
思わぬ所で足元をすくわれた。。。転居してきたばかりのシェアハウスを出なくては
行けなくなったのだ。転居数日でいくつか事件を起こしてしまったことが原因。
こういった形で転居することになるとは思わなかった。

I'm a 問題児。。。
転居3日で3つの事件を起こした。不運だったのもあるけど、至らなかったことばかり。

<事件1>
NO GUESTなのに友達を招き入れる。

このシェアハウスは友人を招待してはいけない。てか大抵のシェアハウスが同様だと
思う。しかし、僕は日用品の購入を手伝ってくれた友達を軽い気持ちで招き入れて
しまった。せっかく家まで荷物を持ってきてくれたのだから少しくらい部屋に入れ
てもいいかという浅はかな行動。そしてそれがオーナーに見つかり、怒られるという
当然の結果。

<事件2>
ホワイトボードにイタズラ書き。

キッチンにホワイトボードがあってそこに住人の名前が書かれてる。これで誰が
住んでるとか掃除のローテーションを管理してる。そのボードに僕が招いた友達が
ジョークで僕の名前のとこにFから始まる侮辱的な言葉のイタズラ書きをした。
そしてそれを消し忘れてしまって、オーナーに見つかり、激怒。これは不運といえば
不運なんだけど、そもそも僕が招き入れてしまったので、弁解の余地なし。

<事件3>
鍵を掛けずに外出。

これが出て行くことの決め手となった事件。学校に行く時、鍵を掛けずに出て行って
しまったのだ。鍵を掛け忘れたのではなく、あえて掛けずに出て行ってしまった。
というのも僕が出て行く時、すでに半分ドアが開いていて誰かが外で何かしてるもの
と勘違いたからだ。その時、僕も不信に思って、周りを探したのだけれど、誰もいな
かったにもかかわらず鍵を掛けずに外出してしまった。もしゴミ出しとか少しの
外出のために出て行った人がいたら鍵を掛けたら困るだろうと考えたからだ。
原因は僕の前に外出した住人の掛け忘れ。しかし転居したばかりで、こういう状況の
正確な判断が出来なかった。オーナーに知らせたほうがいいかなとも考えたんだけど、
オーナーの状況もわからなかったし、僕も時間に余裕がなかったので、そのままにし
てしまった。これで前科のある僕の信用は失墜して、ジ・エンド。

事件3の際、携帯に"We have a serious problem so I'd like to talk with you."
というメッセージが入り、2時間に及ぶ話し合いを行った。オーナーとしてはこんな
短期間にいくつも問題を起こした人は未だかつておらず、また、今までの住人の
ほとんどが僕より年下の学生で、僕は一度社会に出ており、年齢も上なのに問題を
起こして、この先何が起こるか凄く心配というものだった。オーナーには住人の
セキュリティや提供しているサービスを維持する義務がある。直接的に出て行って
くれとは言われなかったけど、話し合いの結果、出て行くことになった。

僕としてもこういった事件を何度も起こしてしまったことを反省するとともに、
すごくびっくりしている。トロントに来て1ヶ月経ち浮ついた気持ちがあったと思う。
周りの人たちはオーナーが厳しいすぎると言ってくれる。しかし、全て僕が起こした
問題で自分も同じ立場だったら同様の判断をしていたかもしれない。おそらく日本
よりも厳しい契約社会の中で、これだけの代償で済んで良かったと思う他ない。

で、次はどこに住むかというと、ホームスティへカムバック。前のホームステイ先の
ホストマザーにお願いして、ホストマザーのお母さんの家にホームスティさせてもら
うことになった。一週間以内に転居しなくてはならず、急なお願いに快く引き受けて
くれて本当にうれしかった。そして異国で住居を失うという危機に、色んな友達が
心配してくれた。混乱しかかっていた所を心配してくれてありがとう。特に以前の
ホームブラザー達はホームマザーに直談判してくれたりと本当に助かった。
新たなホームスティで仕切りなおして勉強に遊びに職探しに専念したいと思う。

最後に、日本で起こった大地震。家族と友人達は無事な様子。無事で良かった。
しかし、日本のみんなが大変なときにそれを共有出来ないのはもどかしいね。
少しでも早く平穏な生活に戻ることが出来るよう祈っています。

じゃ、またー

学生生活

7年ぶりの学生生活。英語だけとはいえ、宿題、テスト、図書館で勉強、、、
懐かしい〜。初めはどうなる事かと思ったけど、毎日様々な国の生徒に
囲まれながら学生生活を満喫中。クラスの中でも出来ないほうなので、
いつもクラスメートが助けてくれる。

授業
授業は毎日9時〜14時まで。メインクラスとサブクラスがある。メインクラスは
Writing/Reading/Speaking/Listeningを含めた一般英語の授業。レベル分けがあって
僕は中級レベル。月2回テストがある。結果によってはレベルアップが可能。
サブクラスは数ある科目の中から好きな授業は選択式で週二回。
僕はSpeaking/Listeningクラスを選択してる。一ヶ月通学して、大分授業も
わかってきた。わからなくても何を質問したら良いかがわかるようになってきたかな。
あと二ヶ月通学予定。僕の学校は比較的大きな学校みたいで、新入生も多い。
週一くらいで新しいクラスメートが入るので、毎日のように簡単な自己紹介をしてる(笑)
テストでは2回連続で赤点をゲット!やっぱりSpeakingとListeningが課題。
いっぱい話して、たくさん聞くべし。

放課後
学生といえば、放課後も重要。放課後は大抵図書館で勉強して、その後どこかへ
繰り出してる。ジム行ったり、スケート行ったり、飲みに行ったり(笑)。。。
卒業した後に覚えたことと、学生のときにやってたことをミックスしたような日々。
昼寝したいのを我慢して貪欲に活動中。お陰でこの1ヶ月で、トロントという街を
よく知ることが出来た。これも良いハウスメイトやクラスメイトに恵まれたお陰。
スケートは学校でチケット買うと格安で5CAD。そして、なぜか火曜日は映画が半額で
観ることが出来る。他にもマクドナルドやKFCもディスカウントになるらしい。
なんなんだ火曜日。

社会人と学生
学生って欲しい情報を友達に質問したほうが、早く有益な情報を手に入れることが
出来ると思う。どこの図書館が良いとか、どこのレストランがおいしいとか。
当然と言えば当然なんだけど、同じ街に住んで、同じ学校に通って、同じような
授業に出席しているので、欲しい情報がすごく似てる。だから人に尋ねるのが
一番効果的。社会人って住んでる街も違えば、部署も違う。なので、自分で調べるか、
人に尋ねるとしても、ピンポイントで人を選んで質問する。ノーガードで友達に聞く
この感覚、すごく懐かしく思った。会社の入ってからまず自分で検索することばかり
覚えたからな。

こうして順風満帆に学生生活を送っているわけだけど、童顔なのか、精神年齢が
低いのか、いつも年齢を言うとびっくりされる。22、23歳に思われるらしい。
国籍問わずで日本人も同様に驚く。男としてはもう少し年上に見られたいのが正直な
ところ(苦笑)。先日は先生に生年月日まで聞かれた。。。本当に信じられなかったらしい。
その甲斐あって、初めから皆フランクに接してくれるし、年齢やカナダで仕事しよう
としてることを話すとさらに興味を示してくれるので効果的ではあるのだけれどね。

今日からはシェアハウスでの新たな生活がスタート。イスラエル出身のカナディアン
オーナーの元、数人の日本人との共同生活。そして、今週からはついに就職活動を開始!
水面下でレジュメを作成したり、就職先を探してきた。最初はこっちで知り合った人
に紹介してもらった会社にアプローチしてみるつもり。生き残るために、すべてを
スピーディーに展開中!

写真はスケート場。スケートむずい。
P3022651.JPG

じゃ、またー

 

PROFILE

Shinya Hasegawa
神奈川生まれ30歳。
8年目ITエンジニアです。
2011年2月よりカナダにて
ITエンジニアとしての
世界進出に挑戦中!
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