先日初プロジェクトがほぼ完了した。"ほぼ"なのは現在ユーザーによる検証中のため。
にしてもまだ何か問題出るんだろうな、、、
初プロジェクト
このプロジェクトに参画して二ヶ月半あまり。初めはカナダや英語環境で働く
というのも初めてだったし、ましてAndroidアプリ(正確にはウィジェット)の
開発も初めて。初めて尽くしで、この期間なかなかタフだった(苦笑)。途中で渡航以来
封印していた日本語Webサイトの閲覧を癒やしを求めて解禁したくらい。
今では職場環境にも慣れて少しは楽になった。
振り返って見ると、プロジェクトの進め方はあまり日本と変わらない様に思った。
ただ違う点があるとすると、全てのフェーズにおいて無駄がないこと。
設計ドキュメントやミーティング、与えられる情報など。ミーティングは
この二ヶ月半の間で4回。うち2回は内部レビュー。スケジュール報告なんかは
たまに"How's it going?"って聞かれて終わり(笑)。僕はそれだけだと不安だったので
Google Docsに進捗がわかるドキュメントを作成して一応常に共有してた。
だって"報連相"って大事って言うじゃん。。。ユーザーとのメールのやり取りは
無駄にCCが付いて送られてこなくて、要所要所で転送される。その転送が決定後、
数日経過してたりするけどね、、、これらの送られてくるメールってすごく英語の
勉強になる。みな僕の思いつかないような言い回しでメールするからね。
お陰でネットの辞書が常時スタンバイ。
今回ソースコードだけでなくて簡単なユーザーマニュアルも作成した。もちろん
英語のドキュメントなんて作成したことないので、色々サンプルを漁ってそれらしい
言い回しで作成した(笑)。けど、作成したドキュメントが閲覧されているかどうかは
未だ不明。
このプロジェクトではAndroid用のウィジェットを生成するソフトウェアのような
ものを作成した。様々なスタイルにカスタマイズが可能で、このカスタマイズ機能に
結構苦労した。このカナダという土地で自分が開発したウィジェットが使われている
のを見たら、考え深いな〜。
新プロジェクト
なんとか初プロジェクトはほぼ完了したわけだけど、今は既に次のプロジェクトが
始まっている。次ももちろんAndroidアプリの開発!そしてなんと対象ユーザが
50,000人というカナダの某WebサービスのAndroidアプリを担当することになった。
またまたやれんのか、やれないのかギリギリのラインのプロジェクト。でも今回は
技術的というよりも時間的に厳しいかも。。。おそらくこれが終われば僕は一人前の
Androidデベロッパーだ。頑張ろう。
ワークビザ
さて、ワーホリ生活が半年以上が経過。仕事に就いた期間が語学学校に通っていた
期間よりも既に長かったりする。一つプロジェクトをこなして、これでようやく
実績を積むことが出来た。そしてそろそろ僕のワーホリ期間の最終目標である
ワークビザ取得に向けて動き出そうと思う。これは自分の力だけでは
どうにもならない最後のハードル。カナダ生活二年目以降へ突入するために
超えなくてはならない難関。
ここカナダというかトロントではワークビザを取得するのにLMOが必要。LMOとは
企業が外国人を雇用するのに必要な証明のようなもの。LMOさえ取得出来れば
ワークビザを取得出来る確率は高いそうだけど、このLMOを取得するのが難しい。
失業率が高いカナダでは国民の雇用を保障するために、外国人の雇用にはそれなりの
理由がいる。その理由を立証するために企業は一定期間求人して見つからなかった
ことを証明したり、その人が何故必要かを証明しなくてはならない。これは会社に
協力してもらわないとどうにもならない問題。iPhoneとBlackBerryが優勢なカナダ
ではAndroidデベロッパーという肩書きは一つの武器になると思う。
まずは僕にワークビザを与える意思があるかを確認しなくては。
来年僕はどこで何をしているのだろう。。。
カナダなのか、日本なのか、それとも別の国か、、、まだ誰も知らない。
じゃ、またー