2010年11月アーカイブ

カナダのコト

まだ見ぬカナダのことを書いてみる。

Canada_Flag.jpg

カナダは国全体が高緯度に位置していて、最南端から最北端までの距離が
約4634Kmになる世界で最も南北に長い国。
東西の距離は約5514Kmで6つの時間帯があって10州と3準州からなる。
人口は約3400万人。日本の国土の30倍もあるのに人口が3分の1。
多くの原油埋蔵量、世界一位のウラン産出量や鉱物資源にも恵まれて、
食料自給率は150%を超えている。IT産業も盛んでBlackBerryのRIM社はカナダの会社。
公用語は英語とフランス語。
スポーツはアイスホッケー、カナディアンフットボール、ベースボールが人気。
MLBでは今年ナ・リーグのMVPにレッズのジョーイ・ボット選手が選ばれて、
カナダ人では史上3人目なんだとか。

移民政策
世界でも珍しく積極的な移民政策を採用していて、多文化・多人種の文化。
年間20〜25万人の永住者の受け入れをしている。
少子化対策と熟練労働者の確保が目的。
移民申請が認められると永住権が得られて、国の医療サービスも受けられる。
カナダでは無料医療が実現していて、歯科、薬代以外は費用を国が負担してくれる。
移民申請はポイント制で67ポイント以上あれば申請可能。
学歴、語学力、職歴、年齢、雇用の確保、適用性によってポイントが計算される。
職歴は職種リストに該当するものが対象。

2010年6月に移民申請に変更があって、職種リストが変更になった。
ITエンジニアが対象外なってしまったみたい。
マリオの国から来たということで、Plumbersとして認めてくれないかな。。。
僕の場合、現在のポイントはPlumbers(苦笑)かつ雇用を確保していたとして70。

カナダ移民申請に必要なポイント自動計算(Skille Workers)

教育
国際学力調査によるとカナダは日本を上回る高い学力水準がある。
そして、州ごとに教育が実施されているので、6-3-3制といった教育制度も
州ごとに異なる。教育も多様性。
で、おもしろいのが「メディア教育」というのがあるところ。

メディア教育というのは、
・社会におけるメディアの働きや特徴、役割を理解すること
・メディアのメッセージを分析、批評すること
・メディアの制作(各種メディアを用いて情報の編成・発信の試みをすること)
ということを学習するのがメディア教育。小学校から高校にかけての必修科目。

日本ではパソコンやオーディオ、ビデオを使った授業をメディア教育と言うけど、
こちらはテレビ、ラジオなどのマスメディアや映画、音楽、インターネットも含めた
「メディア」についてを学習する。例えばメディアで描かれる暴力シーンによって
子供へどのような悪影響があるかを分析したり。
こういった授業を1987年から実施しているというのだから驚き、
僕も今でこそ社会に出たせいか、ニュースを見ても鵜呑みにせず、自分なりに
考えるようになったけど、制作というのはTwitterなどのSNSが充実したからこそ、
意識するようになった領域。メディア教育の効果も実際に行って肌で感じてみたい。

カナダ人から聞いたコト
最近、幸運にもカナダ人と知り合って、生のカナダ情報を聞くことが出来た。
イメージと違ったのはトロントなんかの東の方ではスキー場がないそう。
どこでもスキーやスノボが出来ると思ってたから意外。
「バンフ」という所がオススメらしい。Google Mapで見たら山しかなかった(笑)。
カナダのゲレンデは日本のようにコースになってなくて、圧雪していない木々の中を
滑るのが一般的とのこと。確か北海道がそれにやや近かったかも。

バンフ

View Larger Map

英語を学ぶならモントリオールを薦められた。
というのもトロントのような移民都市の場合、カナダ人だけでなく、
中国系やエスニック系などのいろんな人種がいるので英語以外にも様々な言語が
あって、英語の勉強には向かないのだとか。
その点モントリオールは移民が少ないから主に英語、たまにフランス語で
集中して英語が学ぶことができるそう。

土地柄は、西カナダは自然が多くて人があまり親切ではないらしい。
東は都会で親切なんだとか。なんか想像と逆。
そのカナダ人は西カナダ出身と言ってたけどホントかな。大分親切だったけど、、、

あとは、アイスホッケーは「ホッキー」と言えっていわれたよ。

こうやって書いてみると少し調べただけでもいろんなカルチャーショックがある。
実際に行って、生活してみたらショックだらけなんだろうなって思う。
百聞は一見にしかず。お陰でいろんな行きたいトコ、やりたいコトが増えた。
早く行きてー!

あ、下記書籍参考にしました。

じゃ、またー

ラストキャンプ

久しぶりにキャンプに行ってきた。
レギュラーメンバーでの食い倒れ&浴び飲みキャンプ。
いつも男3人で胃袋と肝臓の限界に挑戦する(笑)。

PB062212.JPG

数年前から同じメンバーでキャンプに行きだした。
家族ぐるみでキャンプとかおもしろうそうだね。っていう
飲んでるときの会話がキッカケ。
最近はメンバーの結婚、出産があったりで、
行く機会は少なくなってきていたけど、定期的に行ってた。

当初はみんなあまりキャンプに行ったことなくて、
「キャンプ入門」みたいな本を買って、盛り上がってたのが懐かしい。
不便が醍醐味のキャンプなのに、キャンプグッズを買いあさってドンドン便利に
なっていくので、目指す先はホームレスなんじゃないかと思うくらい(笑)。

今ではキャンプに行くとなんとなくそれぞれの役割が決まってて、
阿吽の呼吸で設営・調理・片付けが出来るようになった。
いつもBBQ台の配置についてあーだこーだするのだけれど、夜になると結局BBQ台の
周りを囲んで星空焼肉状態になってるのもいい思い出。

PB062215.JPG

ちなみに僕らの中で「コンビーフ」というレギュラー食材もいる。
これオススメ。七輪とかで炙りながらチビチビやるの最高。

このメンバーでの楽しいキャンプもしばらくおあずけ。
というかこの「3人」で行くのは最後かもしれない。
一人は結婚して子供生まれて、もう一人はそろそろ結婚しそうな雰囲気。
僕はというとご存知、ちょっと遠くの方に。。。

「将来的にね」
ずっと同じメンバーで同じことを出来るのも楽しい。
でも、変化があるからより楽しい思い出になり、次が楽しみになる。
道具を買いあさってた頃、僕らはよく「将来的にね」っていう言葉を言い合った。
これは3人なのにテーブルをなぜか買い増ししようとしたときとかに、
「これ必要?」「将来的にね」って言い合う僕らの決まり文句。

これから数年キャンプには行けないと思う。
でも次行く時は「将来的にね」って思い描いてたキャンプにしたい。
みんなで思い描いてたキャンプには僕が一歩後退してしまうけど、
実現出来るように一生懸命がんばらなくては。
ホームレスには一歩前進しているのだけどね、、、

カレーとシチュー
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ハンバーグとつぶ貝
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釣ったうなぎのBefore/After
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お好み焼きと炊き込みご飯
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ちょっと過去の写真を載せてみた。いつもこんな感じ。
食べ物ばっか!

じゃ、またー

フルマラソン

走ってきました!42.195km。人生初めてのフルマラソン。
渡航前に出来る事はやっちゃおう企画の一つ。
日頃ランニングしてるから結構自信あったんだけど、本当に過酷だった。。。

PA312190.JPG

地獄の8km
地獄のはじまりは25km地点。
折り返し地点を2時間で通過して、4時間切っちゃうかもなんて思ったのも束の間。
25km地点で両足がつってしまう事態に!?
片足伸ばしたら片足がつるという無限ループ。そして一歩も動けなくなった。。。
足がつると言ったら普通ふくらはぎをイメージするけど、
この時は、ふくらはぎはもちろん、ヒザや太もも、指と言った足の筋肉全てが
一度につってしまった状態。終いには痛みで目眩までする始末。
ホント折り返し2時間というペースで走ってしまった自分を恨んだよ。
限界を超えて筋肉が悲鳴を上げたんだね。
自分を過信してしまった。身の丈に合ったペース配分って重要。

そんな状態でひたすら歩き続けることで、なんとか完走出来た。
33km地点に大エイドステーションという最大の給食・給水場があって
ココでたらふく食べたことが効果抜群だった。
食べたら一気に回復して、また走れるようになったんだよね。
空腹と筋肉疲労って関係してるのかな。
おかげで、25kmから33kmの地獄の8kmは軟弱ものの僕に気合と根性を
教えてくれたと思う。前進あるのみっていうのを実感したよ。

あと感じたのは助け合い。
エイドステーションの人々もそうだし、一緒に走った友人もそう。
辛いときに友人と合流して、少し並走したら元気になった。持ちつ持たれつだね。
にしても我慢して完走出来て良かったー!

ナイアガラフォールズ国際マラソン
で、出場する1週間前に見つけてしまったのがこれ↓


アメリカからスタートしてカナダでゴールする国境越えのマラソン大会。
ナイアガラの滝を見ながら走れるんだって。今年は猫ひろしが出場して、
日本人トップの10位になったというニュースを見て初めて知った(笑)
しかも僕が拠点に置こうとしてるのが、トロントでナイアガラの滝にも近い場所。
なんか運命的なものを感じるのだけれど、、、どうしよう。
走ったばかりで、出場する!って言い切れない自分がいる。
でも、中々こんなチャンスないよなー
もうちょっと時間を置いてから、前向きに検討してみることにするよ。

じゃ、またー

 

PROFILE

Shinya Hasegawa
神奈川生まれ30歳。
8年目ITエンジニアです。
2011年2月よりカナダにて
ITエンジニアとしての
世界進出に挑戦中!
詳細はこちら

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