もう一息

カナダの企業で働きだして、早一ヶ月半が経過。なんとかクビにはならずに担当してる
プロジェクトがいよいよ大詰め。先日僕が作成しているアプリのβ版の内部レビュー
が終わったところ。沢山の改善箇所はあるのものの、スケジュール通りに進めること
が出来てる。あと少し。。。とはいえ、いくつかクリアしなくてはならない課題が
あるのでまだまだ安心は出来ない状況。

入社当初、いきなりAndroidスマートフォン用アプリを一ヶ月以内に作成すること
になってかなりテンパッた。簡単な仕様書のようなものを渡されただけだったし、
Androidの開発経験もなかったからね。これがカナダのやり方か!って思って、
必死になった。その後、2週間程経ってAndroidについてコツを掴んできたころに
より詳細な新たな仕様書を渡されて、「これでいつまでに出来る?」って訊かれた。
まだ仕様が確定していた訳ではなく仕様検討を並行して行っていて、僕に濃密な
学習期間をお膳立てしてくれていたのだ。この時になって、クラス図や
アーキテクト図?、フローチャートを作成するよう指示されて、設計から開始する
ことになった。日本ではこの他にワードやエクセルを使った仕様書を
作成していたんだけど、UMLなどの図だけっていうのが海外らしいように感じた。

海外らしいといえば、社員数20名程の会社でもソフトウェア開発に必要な各ポジション
の人材がそろっているといこと。ポジションはそれぞれプロジェクトマネージャー、
デザイナー、デベロッパー、テスター。テスターはこっちではQA(Quality Assurance)
って呼ばれてる。僕のプロジェクトでもQAによるテストを行う予定。

今はテストに向けて、内部レビューの結果を反映している最中。内部レビューでは
どちらかというと僕に主導権があるような感じだった。「ここはこうだけど、
いいよね?」ってな感じで僕から自主的に確認していった。未熟な英語力のため、
たまに"I can't understand"なんて言われながらの内部レビュー。僕の他に3名が参加
していて3人もいれば誰かしらが僕の言いたいこと理解してくれて、英語から英語の
通訳が必要なときもあった(笑)。

このプロジェクトで大変なのが、Androidスマートフォンアプリの他にAndroid
タブレット用にもアプリを作成しているんだけど、タブレットに関する情報量が
少ない点。iPadと違ってAndroidタブレットはまだ十分に普及していないせいか、
英語で調べても知りたい内容がうまくヒットしない。そのため、英語を話すよりも
黙々とネット検索したり、試行錯誤する毎日。もう少し同僚と会話をしなくてはと
思ってるものの、これがなかなか出来ず。今のところ雑談の盗み聞きばかり。
何言ってるかわからないことが多々あるけどね。ネイティブスピーカーの会話は
難しい〜。

毎日が技術的にも英語的にもギリギリ。なかなかここまでいい意味で追い込まれる
ことってないよなって思う。このプロジェクトが終われば技術的には少し解放される
かな。そしたらもっと同僚と会話するぞ。

じゃ、またー

 

PROFILE

Shinya Hasegawa
神奈川生まれ30歳。
8年目ITエンジニアです。
2011年2月よりカナダにて
ITエンジニアとしての
世界進出に挑戦中!
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